こんにちわ。buildersconスタッフ(?)のKoRoNです。最近はkaoriyaのほうが通りが良いかもしれません。本ポストではbuilderscon 2019の開催地である東京電機大学の東京千住キャンパスの最寄り駅、北千住駅の攻略方法すなわち電車を降りてから東京電機大学の一号館に辿り着くための方法を解説します。
新元号令和の発表を間近に控えた2019年3月某日にbuildersconスタッフ一同で会場の下見に行ってきました。下見をした東京千住キャンバスの一号館はとても素晴らしい施設でしたので、そのような施設においてbuilderscon 2019で皆さんとお会いできるのが楽しみとなり、一同のテンションも一気に上がったのですが同時にある点が気にかかったのです。
「北千住駅、複雑すぎない?」
北千住駅は平成の30年を経て大きく発展しました。特に東京電機大学東京千住キャンパスが開校したここ10年は駅そのものだけでなく、そこを利用する人々や商業活動に大きな変化をもたらしています。大きく変化している複雑な駅といえば新宿や渋谷、横浜駅あたりを思い浮かべるかもしれません。北千住駅は平成の間にそれらの駅に次ぐ複雑さを持つダンジョンと化していたのです。そのため下見当日もスタッフのうち何名かがそのダンジョンに飲まれた(迷った)ことからこの不安が持ち上がったのです。
前置きが長くなりましたが、北千住駅攻略の概要を示しましょう。北千住駅には現在以下の5路線が乗り入れています。
余談ですがつくばエクスプレスを除く4路線のプラットホームは改札を出ることなく行き来することができる稀有な駅となっています。これこそが北千住駅をダンジョンとしている原因かもしれません。
本ポストでは上記5路線それぞれの正しい改札口に辿り着く道順を路線毎に解説します。非常に長くなっているので読みたくない人はたった1つのことだけを覚えてブラウザバックしてください。
仲町口(なかちょうぐち) - 南改札にだけは行ってはならない
北千住駅には東口(通称:電大口)、西口そして仲町口の3つの出口があります。このうちbuildersconの会場である東京電機大学東京千住キャンパスにもっとも近いのはその通称からもわかるとおり東口です。東口に出てさえしまえば短い商店街を抜けたすぐ右手、最短ルートで会場に着けます。西口と東口は通路によりつながっており5路線の多くの改札はこの通路に繋がっているので、この通路に出れさえすれば勝ちが確定します。しかし仲町口だけは独立しているため、ここに出てしまうとちょっと遠回りをして東口まで歩かなければなりません。
改札口への道
では路線別の正しい改札口(=出口)にいくための解説を始めていきましょう。なお各改札を出てから会場までの道のりは別途動画でも紹介する予定です。
常磐線(快速)で北千住駅に行く方は覚えることが次の2つだけですから非常に幸運です。
- 階段(エスカレーター)で上がる
- 北改札口を出る
階段を降りてしまったり南改札口へ出たりすると大変な事になるので気をつけましょう。
では写真で確認していきましょう。エスカレーター(左写真)を上りましょう。階段(右写真)を下って常磐線(各駅停車)・千代田線ホームに降りてはいけません。
上がってしまえばあとは黄色い案内板に従って北改札口を目指すだけです。
ショーウィンドウと売店を左に見つつ北改札口へ直進します。
北改札口を出たら右側の東口を目指してください。
千代田線・常磐線(各駅停車)
5路線中おそらく最難関であろう千代田線・常磐線(各駅停車)のプラットホームから東口に行く方法は大まかに3通りあります。1つは綾瀬方面のホーム端の階段を上がり北改札を目指すルート(下図左側)。もう1つは代々木上原方面ホーム端の階段を上がって中央改札を目指すルート(下図右側)。最後の1つはホーム中央付近の階段を上って常磐線(快速)のホームを経由してJRの北改札を目指すルートです(下図中央)。
オススメは最初の北改札を目指すルートで、ほぼ同点なのが2つ目の中央改札を目指すルートです。常磐線(快速)のホームを経由するのは、エスカレーターではなく階段が多いことからもおすすめしません。
以下では各ルートを写真付きで紹介します。
綾瀬方面、北改札ルート
綾瀬方面最前部の階段・エスカレーターを上ります。
上って人の流れに沿って歩くと、すぐに右に曲がり長い緩やかな上り通路を通ります。
その通路の先で、人の流れの少ない左側に折れ5,6,7番線方向へ向かいます。人の流れに従って右側へ行ってしまうと、東武スカイツリーラインのホームを経由することになり遠回りです。
エレベーターやお手洗いの少し手前に北改札への案内が現れるので、それに従って右手へ向かうと、改札階まで直通のエスカレーターがあるので上りましょう。
上ったらあとは一直線に北改札を目指しましょう。
北改札を出たら東口は左手すぐです。
代々木上原方面の端の階段・エスカレーターを上がったら案内に従って左手に向かいます。真正面の改札から出てはいけません。
少し先で右に曲がった後、緩やかな上りの通路が現れるので沿って進みます。
上り通路の終点にあるサンマルクカフェから左を望むと、ちょっとわかりにくいですが出口へ直通の上りエスカレーターが見えます。これを上りましょう。
上ったらあとは直進するだけで中央改札です。中央改札までの間にはいくつかお店があって、ここで食事をするのも良いかもしれません。なお間違っても南改札に行ってはなりません。
中央改札を出たら東口は右手すぐの場所です。
常磐線(快速)ホーム経由ルート
このルートはやめるべきです。この階段・エスカレーターは上ってはいけません。
万が一上ってしまった場合は「常磐線快速」のプラットホームを目指しましょう。そこまで行ければあとは常磐線(快速)のルートを辿るだけです。
東武スカイツリーラインのプラットホームからのルートは非常に単純です。階段・エスカレーターを上って、千代田線・常磐線(各駅停車)からの北改札もしくは中央改札を目指すルートに合流します。
プラットホームから下り階段・エスカレータを利用すると千代田線方面に向かってしまいます。くれぐれも下らないようにしましょう。また中央改札ルートから南改札へ逸れてしまわないように気をつけましょう。
東京メトロ日比谷線のプラットホームからのルートも非常に単純です。階段・エスカレーターを下って、千代田線・常磐線(各駅停車)ルートの北改札もしくは中央改札を目指すルートに合流します。
個人的にはホーム中央付近の中央改札行きの下りエスカレーターをオススメします。
つくばエクスプレスで来る人が覚えることはシンプルにたった1つです。北改札口を目指しましょう。南改札口(仲町口)に行ってはいけません。
プラットホームにある案内板を紹介します。この用に大変シンプルで、階段・エスカーレーターを降りたら北改札口(図中の右側)を目指してください。
各出口から会場までの道順
さぁ、いよいよ会場が近づいてまいりました。各出口から会場までの道順を写真付きで解説します。
東口から
東口に向かうと、すぐに突き当り右に階段・エスカレーターがあるので下ります。
下って左方向が順路です。すぐに商店街になるので迷うことは無いでしょう。ちなみに右方向は西口へ抜けられる自由通路となっています。
商店街は昭和の雰囲気を残すレトロな装い。学園通りなるアーケードも味があります。
しかしそのアーケードを抜けて右を向くと広めのバスターミナルがあり、東京電機大学東京千住キャンバス一号館の立派な建物がその姿を現します。
建物の左手にある入口をくぐると、真正面に会場の1つである100 周年ホールの入り口が見えてきます。
これほどしつこく「仲町口に行ってはならない」と書いているにもかかわらず、行ってしまったあなたのために仲町口から会場を目指すルートも紹介しておきます。ほんとしょうがない人ですね。
南改札を出るとこのような殺風景な広間にたどり着きます。
この広間には1箇所だけ出口があります。エレベーターもありますが、エスカレーターは上り専用なので階段で降りるしかありません。
この階段を下って歩道を右に向かいます。階段は結構な段数があります。焦って走って足を滑らせ階段を転げ落ちるようなことがないように、細心の注意を払ってください。
駅ビルを右手にしつつ進んでいくと、西口の駅前ロータリーが見えてきます。
このあたりで右側を見ると半地下の自由通路があります。この自由通路を抜けて東口に向かいます。
自転車用の専用通路がありますので、そちらには行かないように。
自由通路を抜けると、東口ルートの階段・エスカレーターを降りた地点に合流します。あとは商店街を少し歩いた右手が会場です。
終わりに
以上、長くなってしまいましたが、北千住駅攻略マニュアルをお届けしました。builderscon 2019は新しい会場で新しい企画も盛りだくさんでお届けするべく準備を進めています。皆さまとbuilderscon 2019でお会いできるのをスタッフ一同、心より楽しみにしています。本攻略マニュアルを片手に奮ってご参加ください。